落合宿脇本陣(中津川市)概要: 塚田家は代々脇本陣を勤めると共に山村方の庄屋や問屋も兼ねていた家柄です。又、高望親王(陸奥将軍)や千葉満胤の後裔と伝わる市岡半右衛門の名跡を継ぎ、市岡半右衛門が天文12年(1542)に再興し落合宿の一角に境内を構えていた高福寺を菩提寺としていたようです。市岡家は隣の宿場町である中津川本陣も担い、天正13年にはその跡を継いだと思われる市岡半右衛門が八幡神社を再建している事から相当な実力がある家だった事が窺えます。落合宿脇本陣の多くの部分は現在は建て替えられているようで、当時の名残を留めていません。
落合宿脇本陣跡:上空画像
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