川辺陣屋概要: 川辺陣屋(旗本大嶋氏居館)は大島光政は慶長年間(1596〜1615年)に設けた陣屋です。父親である大島光義は関が原の戦いで東軍に組した為、1万8千石に加増され関藩を立藩しましたが、所領を4人の子供たちに分地した為、関藩が廃藩になり子供達が旗本となりました。慶長9年(1604)、次男である光政は4千7百10石が分け与えられ川辺の地に陣屋を設け歴代大島家が領主として明治維新を迎えています。現在は川辺西小学校の敷地となり見たところ遺構らしいものは見当たりませんが歴史的に貴重なことから名称「旗本大嶋氏居館」として昭和52年(1977)に川辺町指定史跡に指定されています。
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