林家住宅(大井宿役人宅)概要: 案内板によると「 林家は文化2年に本陣家より分家して以来、明治に至るまでの60余年間、代々大井宿役人の問屋役を務め、名字帯刀を許された家柄である。当家は間口7間半奥行25間あり11・10・8・6・4畳などの部屋が14室もある大形旅篭屋であった。そのうち東側2間は土壁で境をして、土間に続いて式台付きの8畳の部屋3室が特別客室となっていた。尚宿役人のは問屋(最高責任者)・年寄(問屋の補助)、その下役人に人足指(人足の指図をする役)・書役などがあり、幕府道中奉行の命をうけ道中の荷物や人の輸送・飛脚などの継立事務を行う、宿場の最も重要な役人であった。 恵那市・恵那市教育委員会 」とあります。
林家住宅(大井宿役人宅)の外観は木造2階建、切妻、桟瓦葺、平入、外壁は真壁造り黒漆喰仕上げ、1階正面に桟瓦葺きの下屋庇、1階・2階とも街道側は格子戸で2階の両側には虫子窓が付き、主屋に隣接して表門(切妻・桟瓦葺き・一間一戸)を設けるなど格式が感じられます。
大井宿役人宅:上空画像
【 参考:文献等 】
・ 現地案内板-恵那市教育委員会
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